人間ドック・がん検診
呼吸器の検査
我が国の肺がんの死亡率は上昇傾向にあり、胃がんを抜きトップになりました。
肺がんは喫煙と密接な関係があるとされています。
そのため、その予防対策としては、検診だけでなく喫煙習慣の改善も重要となります。
検査の主な流れ
検診について
一次検診としては職域などを対象に、施設における胸部X線検査又はオプション検査でCT検査及び、喀痰細胞診(三日蓄痰粘液融解法)を行っています。
また、市町村が実施している住民検診の胸部X線フィルムの読影と、喫煙量が多くリスクの高いグループに対する喀痰細胞診を実施しております。
CT検査について詳しくは「ヘリカルCT肺がん検診のご案内」をご覧下さい。
精密検査について
精密検査は、当センターの一次検診からの要精検者を対象に、胸部X線CT検査と喀痰細胞診(三回法)を行っています。
精密検査の結果をもとに、医師による説明を行っており、更に詳しく調べる必要があったり、治療を必要とする場合には、御本人と相談のうえ、それぞれの方に適した医療機関を紹介しています。
X線CTとは
X線を用いた診断装置で、コンピュータを使用し、人体の輪切りの写真を撮影することで、全身を精密に検査することができる方法です。
検査にはほとんど苦痛をともないません。
現在、当センターでは、最新のマルチスライスCT装置を用いて検査を行なっております。数秒間息を止めることで、全肺の撮影が可能です。