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人間ドック・がん検診

ヘリカルCT肺がん検診のご案内

肺がんの現状

わが国では1981年以降、死因別順位のトップを占めている病気ががんです。その中でも肺がんによる国内の死亡者は、増加傾向にあります。国が5年ごとにまとめている、人口10万人に対するがんによる死亡者数「がん死亡率」では、大阪は、1985年から毎回、男女ともにワースト1です。さらに、国が毎年まとめる「人口動態統計」によると、2003年にがんで亡くなった府民のうち肺がんが占めた割合は、人口10万人あたり48.3でトップでした。大阪では肺がん死亡率を改善することが、重要な課題になっています。肺がん死を防ぐには禁煙などの一次予防とともに検診を受け、早期発見・早期治療することがなにより大切です。

通常、肺がん検診は、胸部X線写真と喀痰検査の併用で行っています。最近ではCTを用いた検診も行われるようになっています。CT検査だと胸部X線写真よりも小さな肺がんが発見でき、心臓の陰などの今まで見えにくかったところまで見えるようになり、肺がんが見落とされる可能性が少なくなります。

当センターでのヘリカルCTがん検診

当センターでは肺がんの早期発見を目的として16列マルチディテクターCT(MDCT)を用いて低線量肺がん検診を行っております。肺がんCT検診の特徴として、輪切りの画像で診断するため、近接する臓器(血管、心臓、横隔膜等)の重なりがないので死角ができにくく、解像度も胸部X線に比べて高く、小さな病変を見つける事ができるため、肺がんの早期発見が可能です。

当センターの肺がんCT検査は通常の胸部CT検査の1/10程度の被曝線量におさえた低線量CT撮影を行っており、被爆線量は1mSv以下です。被爆線量が低いCT撮影のため、多くの方に受診していただきやすくなっております。これにより早期発見・早期治療に寄与し、大阪府の肺がん死亡率の改善に貢献したいと考えます。

早期発見・早期治療は重要です。
府民の皆様に肺がん検診を受けられることをお勧めいたします!

写真:ヘリカルCT検診車

写真:ヘリカルCT検診車内

ヘリカルCTによる肺がん検診の利点

  1. 高い肺がん発見率
  2. 高い早期のがん比率

検査方法について

上半身に金具やボタンの無い服装でベッドに仰向けで寝ていただきます。

撮影中に2度、およそ20秒程度息を止めていただきます。

検査は5分程度で終わります。

【検査についての注意点】
妊娠中または妊娠している可能性のある方は受けられません。
お申し込みについて詳しい説明をご覧いただけます

各種検診・検査のご案内・お申し込みは予約センターまでお電話またはFAXください

予約センター
  • 06-6969-6712
  • 06-6969-6720

受付時間/8:45~12:00 13:00~17:00(土・日・祝を除く)


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