人間ドック・がん検診
ピロリ菌の除菌療法について
ピロリ菌の除菌療法の対象について
除菌療法の対象になる方は、胃・十二指腸潰瘍で、かつピロリ菌に感染している方です。胃・十二指腸潰瘍の方は、除菌療法が必要かどうか主治医にご相談ください。
ピロリ菌の除菌療法の方法について
薬3剤(抗菌剤2剤、胃酸を抑える薬1剤)を1日2回、1週間服用し、服用終了後から4週間以上空けて、呼気テストなどで除菌療法の効果の判定を行います。
除菌療法の薬を服用中、軟らかい便や下痢、口内炎、味覚異常、皮疹などの副作用が4-5%の人にみられることがあります。症状の軽い場合は、そのまま除菌療法を続行しますが、アレルギー症状や腹痛など症状がひどい場合は中止を含めて医師との相談が必要です。
除菌療法の成功率について
除菌療法の成功率は約80%、また除菌が成功すれば潰瘍発生は5%程度に減少すると報告されています。
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