人間ドック・がん検診
放射線検診部のご案内
はじめに
胃がん、大腸がん、肺がんの早期発見を目的として検診を行っています。
診療科目
| 胃がん車検診 | 一次検診 | 主に大阪府内の市町村や企業からの依頼により検診車を派遣し、胃X線デジタル（I．I．DR）撮影又は間接フイルム撮影を実施しています。（検診車数：5台） |
|---|---|---|
| 胃がん施設検診 | 一次検診 | 車検診と同様に、市町村、企業ならびに一般受診希望者を対象に、胃X線デジタル（I．I．DR・FPD）撮影を実施しています。 |
| 二次検診 （精密検査） |
当センターの車検診および施設における一次検診で、要精検とされた方に対して、胃X線直接撮影と胃内視鏡を実施しています。また、ポリープや潰瘍瘢痕があり、管理検診が必要とされた方に対し、経過観察の検査を行っています。 |
| 大腸がん車検診 | 一次検診 | 主に大阪府内の市町村や企業からの依頼により胃がん検診と同時に便潜血検査2日法を実施しています。 |
|---|---|---|
| 大腸がん施設検診 | 一次検診 | 車検診と同様に、市町村、企業ならびに一般受診希望者を対象に、便潜血検査2日法を実施しています。 |
| 肺がん車検診 | 一次検診 | 主に大阪府内の市町村や企業からの依頼により検診車を派遣し、胸部X腺デジタル（FPD）撮影、喀痰細胞診を実施しています。 |
|---|---|---|
| 肺がん施設検診 | 一次検診 | 車検診と同様に、市町村、企業ならびに一般受診希望者を対象に、胸部X線デジタル（FPD）撮影、喀痰細胞診、CT検査を実施しています。 |
| 二次検診 | 当センターの車検診および施設における一次検診で、要精検とされた方に対して、マルチスライスCTを用いた精密検査を実施しています。必要に応じ、病変部位は高精細CT検査（HRCT）を行います。 |
以上のがん検診に加えて、施設では、大腸CT検査（内視鏡を使わず低線量CTで撮影する新しい検査法）を実施しています。
特徴
- 胃がんX線検診、大腸CT検査は2人の医師が読影するダブルチェック方式を採用しています。
- 撮影は、高濃度硫酸バリウムを使用した基準撮影法ⅠとⅡを採用しています。
- 当センターは、日本消化器がん検診学会より指導施設の認定を受けています。【指導医3名、認定医3名】
検査実績
| 年度 | 受診者数 | 要精検率 （要精検者数） |
精検受診率 （精検受診者数） |
がん発見率 （発見がん数） |
早期がん割合 （早期がん数） |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度 | 38,138 | 5.6％ （2,132） |
87.9％ （1,375） |
0.10％ （40） |
70.0％ （28） |
| 令和2年度 | 29,953 | 6.2％ （1,868） |
87.6％ （1,637） |
0.10％ （30） |
86.7％ （26） |
| 年度 | 受診者数 | 要精検率 （要精検者数） |
精検受診率 （精検受診者数） |
がん発見率 （発見がん数） |
早期がん割合 （早期がん数） |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度 | 37,675 | 4.8％ （1,807） |
81.9％ （1,480） |
0.24％ （92） |
65.2％ （60） |
| 令和2年度 | 31,622 | 5.0％ （1,571） |
82.9％ （1,303） |
0.15％ （47） |
76.6％ （36） |
| 年度 | 受診者数 | 要精検率 （要精検者数） |
精検受診率 （精検受診者数） |
がん発見率 （発見がん数） |
早期がん割合 （早期がん数） |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度 | 19,531 | 4.5％ （870） |
92.5％ （805） |
0.10％ （19） |
- |
| 令和2年度 | 17,041 | 3.2％ （546） |
92.3％ （504） |
0.09％ （16） |
- |
担当医
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 伊藤 壽記 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午後 | 伊藤 壽記 (問診・ 結果説明) |
伊藤 壽記 | 伊藤 壽記 (問診・ 結果説明) |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午後 | 今村 文生 | 居出 弘一 | 河原 正明 | 山崎 秀男 | 小林 知加子 |
- 部長（副所長・放射線検診部長（兼任）・検診データ管理室長（兼任））
- 今村 文生（いまむら ふみお）
- 【略歴】
- 1984年 大阪大学医学部卒業
1985年 西宮市民中央病院
1988年 大阪府立成人病センター
移転により、大阪国際がんセンター
呼吸器内科主任部長・腫瘍内科部長・遺伝子診療部部長・副院長
2021年より現職 - 【専門分野】
- 肺癌を中心とする胸部悪性疾患
呼吸器疾患一般 - 【専門医・認定医等】
-
- 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
- 日本呼吸器学会 専門医・指導医
- 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医・気管支鏡指導医
- 日本医師会認定産業医
- 【主な研究領域】
-
- 胸部悪性疾患の診断と治療
- 悪性疾患の遺伝子診断、遺伝子解析
- 【主な所属学会】
-
- 日本内科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本肺癌学会
- 日本人間ドック予防医療学会
