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がん検診がきっとあなたを救う!早期発見が大切

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セミナータイトル

講演タイトル 講師 公開日
1 健 (検)診の意義 ― 備えあれば憂いなし! 大阪がん循環器病予防センター
伊藤壽記 所長
2021年10月1日
2 ヒートアップしている呼吸器の病気 大阪がん循環器病予防センター
今村文生 副所長
2021年10月1日
3 ブレストアウェアネスって知っていますか? 大阪がん循環器病予防センター
濵田未佳 乳腺検診部長
2021年10月8日
4 なぜ子宮頚がん検診を受けるのか? 元大阪がん循環器病予防センター
杉田道夫 婦人科検診部長
2021年10月8日
5 脳卒中や心臓病にならないようにするには 元大阪がん循環器病予防センター
木山昌彦 副所長
2021年10月15日
6 メタボリック症候群と特定保健指導 元大阪がん循環器病予防センター
岡田武夫 予防推進部長
2021年10月15日
7 高齢者疾患(認知症、誤嚥性肺炎、フレイル) 大阪がん循環器病予防センター
伊藤壽記 所長
2021年10月22日
8 知っていますか?前立腺がん、腎臓がん 大阪国際がんセンター
西村和郎 副院長
2021年10月22日
9 超音波検査で見つける肝臓・胆嚢・膵臓の病気 大阪がん循環器病予防センター
田中幸子 顧問
2021年10月29日
10 上部・下部消化器がん検診について 元大阪がん循環器病予防センター
林暢彦 内視鏡検診部長
2021年10月29日

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セミナー概要

(1) 健 (検)診の意義 ― 備えあれば憂いなし!

大阪がん循環器病予防センター
伊藤壽記 所長

 病気の危険(リスク)因子を見つける“健診”とがんなどの特定の病気そのものを見つける“検診”があります。前者は糖尿病、脳卒中、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)のリスクのある方を見つけて、特定保健指導などの生活改善の指導を行います。一方、後者はがん検診などでがんを早期に見つけることを目標として、疑いがある場合には病院で精密検査を受けて診断してもらうようにします。欧米では1990年ごろを境にがんによる死亡率が低下していますが、本邦では依然として右肩上がりの状況です。その理由として、検診の普及率が挙げられます。本邦では検診受診率は欧米に比して低く、40%と低迷しています。がんは早期に見つけて早期に治療する二次予防が重要です。さらに、その後は悪い生活習慣を改めて、転移しないように、かつ別のがんがでないようセルフケアに徹することも大切です。このセミナーでは、最近急増している糖尿病についてもお話しします。

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(2) ヒートアップしている呼吸器の病気

大阪がん循環器病予防センター
今村文生 副所長

 呼吸器の病気は多彩です。現在パンデミックを引き起こしている新型コロナウイルス感染症Covid-19も呼吸器の病気ですし、過去にはSARS、MERS、新型インフルエンザといった呼吸器の病気がパンデミックを引き起こしました。呼吸器の病気は日本人の死亡原因としても注目されています。日本人の死亡原因の第1位であるがんの中で、肺がんは最大の死亡原因です。また、男性では2019年に慢性閉塞性肺疾患が死亡原因の第8位となっています。肺がんや慢性閉塞性肺疾患の治療は大きく進歩していますし、禁煙によりある程度予防可能です。検診で病気を早期に発見すると同時に、禁煙に取り組んだり、健康意識を高めて、発症を予防することが大切です。

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(3) ブレストアウェアネスって知っていますか?

大阪がん循環器病予防センター
濵田未佳 乳腺検診部長

 ブレストアウェアネスとは、乳房を意識して生活を送ることです。具体的には、①正常の乳房の状態を知る、②乳房を見て触る、③乳がんの可能性のある乳房の変化を知る、④乳房の変化を自覚したらすぐに医師に相談する、⑤乳がん検診をうける。以上、5つのメッセージがあり、これによって乳がんの早期発見、診断、治療につながり、乳がんによる死亡を減らせるとされています。今回、この5つのメッセージについてお話します。ご存じの方はこれからも、初めての方は今日から、ブレストアウェアネスを実施してみましょう。

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(4) なぜ子宮頚がん検診を受けるのか?

元大阪がん循環器病予防センター
杉田道夫 婦人科検診部長

 子宮頚がんは他のがんとは違って、最も予防が期待できるがんの一つです。それは、原因がヒトパピローマウイルス(HPV)であることが判っており、正常細胞から前がん病変を経て浸潤がんに至るまでの過程がよくわかっているからです。また、それを見つける検査方法として、細胞診とHPV検査が確立しております。さらに子宮頚がんを予防するHPVワクチンも接種可能だからです。近年、子宮頚がんは好発年齢が高齢者から、20代~40代の女性にシフトしてきており発症年齢と出産年齢が重なってきており問題となっています。本セミナーでは、他に子宮体がん(子宮内膜がん)、卵巣がんなどについても説明します。

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(5) 脳卒中や心臓病にならないようにするには

元大阪がん循環器病予防センター
木山昌彦 副所長

 日本人の多くががんや脳卒中、心臓病でなくなっています。とくに脳卒中や心臓病は何の前触れもなく生じることがあり、下手をすると命取りになるばかりでなく、麻痺が残ったりするなど、生活の質の低下を招くことがあります。また、脳の血管の動脈硬化が進展すると認知症にもなりやすいとされています。昨今の健診はメタボ健診と称されていますが、健診を受診して、これらの病気に直結する血圧や糖、脂質の状態をきちんと見ていくことが大事です。また、それらの状態を改善する、あるいは維持、増進するには何が必要なのかを知って頂きたいと考えています。

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(6) メタボリック症候群と特定保健指導

元大阪がん循環器病予防センター
岡田武夫 予防推進部長

 肥満は健康に悪いと昔から言われてきました。その中で、とくにタチの悪い肥満がある、と1990年頃「死の四重奏」という概念が出されました。この概念はまもなくメタボリック症候群(メタボ)へと発展しました。日本では、まず過労死対策として労災二次健診に取り入れられ、特定保健指導が始まりました。現在では、メタボに着目した特定健診・特定保健指導が行われています。メタボとはそもそもどのような状態なのか、特定保健指導は何を目指しているのか、あらためて考えてみます。

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(7) 高齢者疾患(認知症、誤嚥性肺炎、フレイル)

大阪がん循環器病予防センター
伊藤壽記 所長

 高齢者医療では認知症や肺炎、転倒や転落などによる不慮の事故が問題となっています。最近、その原因として、フレイルという言葉をよく耳にするかと思います。フレイルとは虚弱という言葉に由来し、健康な状態と要介護状態との中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下がみられる状態を指します。人生百年時代が来ると言われ、平均寿命は延びていますが、実生活では健康寿命を延ばすことが重要です。そのためには要介護にならぬよう身体機能を高めておく必要があります。

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(8) 知っていますか?前立腺がん、腎臓がん

大阪国際がんセンター
西村和郎 副院長

 皆さんは前立腺がんや腎臓がんをご存知でしょうか?泌尿器科で扱う病気の中で、これら2つのがんは検診がとても重要です。前立腺がんは進行して転移を来すまで自覚症状に乏しく、排尿困難や血尿などの症状が出てから病院を受診すると、既に転移していることがよくあります。最近は、PSA (前立腺がんの腫瘍マーカー) 検査によって早期に前立腺がんが発見されることが多くなりました。腎臓がんも早期では自覚症状はありませんが、進行すると血尿、側腹部痛などの症状が出現し、さらに肺に転移しやすい特徴があります。早期発見のためには、超音波検査が有用です。これら前立腺がん、腎臓がんの特徴や診断、治療についてご紹介します。

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(9) 超音波検査で見つける肝臓・胆嚢・膵臓の病気

大阪がん循環器病予防センター
田中幸子 顧問

 腹部超音波検査を受けられたことありますか?痛くも何ともなくて楽な検査だけど、いったい内臓の何がわかるのかしらと思っておられませんか?
超音波検査は安全で侵襲がないので健康診断に取り入れやすく、しかもがんの早期診断の他、脂肪肝や胆石の診断など、とても有用な画像診断法なのです。
今回は、超音波で画像が作られるしくみや内臓のどんな変化が画像に現れるのかについてお話しし、膵臓・肝臓・胆のう・腎臓などのがんやその他の病気について超音波画像をお示ししながら説明したいと思います。

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(10) 上部・下部消化器がん検診について

元大阪がん循環器病予防センター
林暢彦 内視鏡検診部長

 人の寿命を左右する大きな原因としてがんは、問題となる。その中でも、胃・大腸がんは男女ともに重大な疾患である。すなわち、罹患率、死亡率とも上位に位置する疾患である。一方、他臓器がんに比し、早期発見による治療は比較的容易とされる。また、早期発見は、生活の質(QOL)の維持に大きく貢献する。胃がんに対するピロリ菌は、重大な危険因子として、その除去は、予防医学上重要な方策となる。これらの点を踏まえつつ、検診の重要性と限界について概説を行う。


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